介護老人保健施設は、昭和63年に誕生し、当時急増する介護の必要な高齢者に良質なケアとリハビリティーションを提供し、医療機関等から家庭への復帰の促進及び在宅生活支援のため整備が図られてまいりました。
平成12年4月、介護保険の導入を機に介護保険の中核施設として位置づけられ、要介護高齢者の自立支援のため、医療、看護、介護を備えた地域の拠点施設として重要視され、飛躍的に整備が進められ、今日に至っております。
当協会の前身であります岩手県老人保健施設連絡協議会は、施設・会員及び関係者が相互に連携協力して、施設及び職員の質や機能の向上と社会福祉の増進を目的として昭和63年11月に発足し、平成8年5月には岩手県老人保健施設協会、平成12年4月には岩手県介護老人保健施設協会となり、平成元年に6施設だった会員数も令和2年4月現在では63施設となり、高齢者の保健・医療・福祉における拠点施設として地域に密着したきめのこまかいサービスを提供しながら岩手県の高齢者保健医療福祉の向上と発展に寄与しております。
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