一般社団法人 岩手県介護老人保健施設協会

ごあいさつ

会長 長澤 茂
会長 長澤 茂

 岩手県の人口は120万人を割り込み、65歳以上の高齢化率は33.1%まで上昇しました(2021年7月1日現在)。背景には、震災復興のハード整備が一段落したことや若い人たちの転出の影響(社会減)、また死亡数が出生数を上回ったことなど(自然減)が指摘されております。この傾向は、2040年にむけますます顕著になると推定されており、介護老人保健施設(以下「老健」と略)の果たす役割が大きく期待されております。

 「介護の社会化」を目指し“介護保険制度”が2000年に導入されましたが、家族介護の負担や独居、認知症の問題そして介護報酬や人材確保など課題が山積しております。

 このような中にあって、岩手県介護老人保健施設協会は、「利用者の尊厳と安全に配慮しながら生活機能の維持・向上を目指し総合的に援助する」との老健の理念に基づき、包括ケアの拠点として家族や地域の人々と協力して、利用者が安心して自立した在宅生活が続けられるよう、取り組んで参る所存であります。

 皆様のご支援ご協力をお願いいたします。

一般社団法人岩手県介護老人保健施設協会
会 長 長澤 茂

TOP